『命の尊さ』−この世界では、天災、テロや戦争、事故や病気などで日々多くの命が失われています。大切な人との死別は、とてもつらく悲しいものです。しかし、その悲しみは永遠のものではありません。今は亡き愛する人を思い、日々祈りを捧げ、今日1日生かされ支えられた命に感謝いたします。
1日の始まりとして生かされていることへ感謝し、朝業(朝のおつとめ)を行っております。
仁比山地蔵院は、豊かな自然の中に素朴な佇を見せる こころの寺。
開創1300余年の歴史を伝える日本最古の観音霊場九州西国観音霊場の第20番札所としても知られています。
毎月17日には観音様の縁日が開かれ、護摩修法、大般若祈祷、法話が行われ、近隣の人々の信仰を集めています。
★施餓鬼一会 塔婆お申込みのご案内★
令和5年度 8月10日(土) 午後13時〜塔婆供養・法話
電話&FAXでのお申込み(番号が同じになりました):
餓鬼道の供養と共に皆様方の先祖代々の塔婆(とうば)御供養をさせていただきます。
法要後、お菓子等をお配り致しますので、お持ち帰り下さいませ。
「施餓鬼(せがき)」とは「餓鬼に施す」という意味で、「餓鬼」とは六道(天上道、修羅道、人間道、畜生道、餓鬼道、地獄道)のうち、餓鬼道(生前の悪行によって亡者の世界に落とされた魂や無縁仏となっているような霊や魂の事)常に飢えと乾きに苦しんでいるものを指します。
お釈迦様の十大弟子の一人【阿難(アナン)尊者】が、瞑想をしていると餓鬼が現れ「お前は三日以内に死んで餓鬼道に墜ちるだろう。」と告げました。
その事をお釈迦さまに問うたところ、「餓鬼に飲食を施しなさい。そうすれば汝も延命が叶い、餓鬼も苦しみをまぬがれて天上に生まれることができる」と教えを受けました。早速、阿難尊者が心からの施しを与えると、救われた餓鬼の喜びによって寿命を延ばし、長寿の功徳を得ました。これが「施餓鬼供養」の始まりです。
「餓鬼」が口にしようとするものは、たちまち炎と化し、何一つ食べることが出来ません。
自分の力ではこの苦しみから脱することが出来ない「餓鬼」に食べ物を施そうというのが「施餓鬼供養」なのです。
お盆には亡くなった祖先や家族たちの供養を行うのと同時に、餓鬼の供養も行なって徳を積むことで自分にも救いがあるとされています。
故人やご先祖さまを供養し、安らぎを与えるだけでなく、自分自身の徳積み(病気平癒や事故防止、夫婦和合、家内安全、子孫繁栄、商売繁盛、心願成就など)や子・孫の幸せにつながる為の行事でもあると云われています。
私たちが今いる自分たちの幸せだけを求めるのではなく、ご先祖に感謝し、ご先祖の成仏を祈る事が大切なのです。
法要は、「施餓鬼壇」を設け、五如来の幡(はた)をかけて、三界万霊、すべてのあらゆる餓鬼や無縁仏に施しをすることで、その功徳が施主や、その先祖にまで及び、それがそのまま先祖追善供養になります。
施しの心の大切さを教えてくれるとともに、先祖を供養することの大切さを学ぶことのできる行事です。
「施餓鬼」法要の中で、塔婆(とうば)供養を致します。
塔婆は古代インドで「仏塔」という意味のサンスクリット語「ストゥーバ」(仏舎利塔)を漢訳したものであり、お釈迦さまの遺骨を納めた塔が五輪塔の起源といわれています。
仏教の宇宙観の五大要素「空・風・火・水・地」を示しており、塔婆供養を行うことは、
故人が自然界の宇宙と同化し、仏に成ることを意味しています。
塔婆を立てることが「善」とされており、「塔婆を立てる=善を積む」といった行いによって、故人の冥福につながると考えられています。
塔婆の種類は 先祖代々(法名、又は戒名でも承ります)・水子・無縁仏がございます。
1本→ 3000円 です。
電話・FAX・お問い合わせメールでの受付も致しております。(8月1日迄)
電話&FAX(番号が同じになりました):
★平成28年11月 恵比寿天建立★
平成28年11月に皆様のご健康と安全、商売繁盛を願い、恵比寿天を建立いたしました。
七福神中で唯一の日本の神様。
いざなみ、いざなぎの二神の第三子といわれ、満三歳になっても歩かなかったため、船に乗せられ捨てられてしまい、やがて漂着した浜の人々の手によって手厚く祀れたのが、信仰のはじまりと伝えられています。左手に鯛をかかえ、右手に釣竿を持った親しみ深いお姿の漁業の神で、特に商売繁昌の神様としても信仰が厚いです。
★平成28年申年本尊御開帳記念 天井画「花丸」★
平成28年申年本尊御開帳記念として、天井画「花丸」(54枚)を奉納させて頂きました。
四季折々の美しい花々のもとで、ご参拝頂ければ幸いです。
檀信徒の皆様、ご寄進下さり誠にありがとうございました。
心より御礼申し上げます。