『命の尊さ』−この世界では、天災、テロや戦争、事故や病気などで日々多くの命が失われています。大切な人との死別は、とてもつらく悲しいものです。しかし、その悲しみは永遠のものではありません。今は亡き愛する人を思い、日々祈りを捧げ、今日1日生かされ支えられた命に感謝いたします。
仁比山地蔵院は、豊かな自然の中に素朴な佇を見せる こころの寺。
開創1300余年の歴史を伝える日本最古の観音霊場九州西国観音霊場の第20番札所としても知られています。
毎月17日には観音様の縁日が開かれ、護摩修法、大般若祈祷、法話が行われ、近隣の人々の信仰を集めています。

★大晦日といえば除夜の鐘。除夜の鐘つきのご案内★
ゴーン・・・ゴーンとなり響く音・・・。今年も終わりに近づきます。
12月31日 夜11時から元旦の午前0時まで108回の除夜の鐘をつきます。
除夜とは、除日(じょじつ)の夜のことを言います。
「除」には、古いものを捨てて新しいものに移るという意味があり、
除日とは、一年の一番最後の日という意味を表し、大晦日(おおみそか)のことをさします。
除夜の鐘をつく理由は、人の心にある煩悩を祓うためと言われています。
仏教では、人には百八つの煩悩(=ぼんのう)があると考えられてきました。その煩悩を祓うためにつく除夜の鐘の回数は108回とされています。
煩悩とは、人の心を惑わせたり、悩ませ苦しめたりする心のはたらきのことを言います。
1.欲望(肉体的および精神的なもの)
2.怒り
3.執着
4.猜疑(さいぎ)他人の行いや性質をすなおに理解せず、ねたんだり疑ったりすること
1年の日ごよみを除く夜、心にジンと響く鐘の音を聞きながら1年を振り返り、良い年をお迎え下さい。
檀信者の皆さま、一般の参拝者さまも突くことができますので是非、お越しくださいませ。(無料・粗品贈呈)
鐘つき後、本堂にて新年の法要と良い年でありますようにと大般若祈祷を致します。
どうぞ、ご近所お誘い合わせの上、ご参拝ください。
★観音様の縁日 新年の初観音さま護摩法要のご案内★
毎月17日は、観音さまの縁日です。
令和8年1月17日(土)は良い年でありますようにと 『新年初観音護摩法要』です。
午後1時半より、当地蔵院本堂にて、護摩祈祷、大般若祈祷、法話が行われます。
護摩祈祷は、密教の秘法の中でも特にご利益の大きいといわれる修法です。
護摩壇(ごまだん)に火を点じ、火中に供物を投じ、添護摩木(添え木に名前や年齢、祈願したいことを書いて納めて頂いたもの)を投じて祈願します。
「護摩」というのは、サンスクリット語の「ホーマ」を音写したもので、「物を焼く」という意味です。
炉(ろ)は「観音様の口」を表し、その口から供物を食します。その口から燃え上がる炎は、両脇に鎮座されているお不動さまの智慧(ちえ)の象徴でもあります。
つまり納めた護摩木は、供物として五穀と一緒に焼かれるのです。
煙が天に届くことで、天は食を頂くことができ、代わりに人に福を与えるとされていて、 我々の内なる悩みや煩悩を焼き尽くし、あらゆる願い事を成就すると言われています。
どうぞ、ご近所お誘い合わせの上、ご参拝ください。(参加自由です)

★星祭り護摩祈祷のご案内★
令和六年度 開運厄ばらい護摩祈祷を2月4日(水)13時より
法要致します。
星祭りとは、節分(二月四日)にその年の星を祀って「凶」の人はもちろん、
「半吉」・「大吉」の人にも更に良い年であるようお祈りするものです。
私たちに起こる、いろいろな吉凶禍福は、「運命の星・九曜星」から来ていると密教では古来より言い伝えがあります。
「星まつり護摩祈祷」とは、その人の「運命」を見極めるばかりではなく、悪い運命の流れを好転させ、よい運命の勢いを強くする 「除禍招福、運気・運期転換の秘法」といわれる密教最高の秘法の一つであり、旧暦の年始めである節分に護摩を焚き「星札」と一緒に 無病息災や招福を祈祷することを言います。
九年ごとに九曜が循環しており、自分の生まれ年(かぞえ年)を見ると、今年はどの星に当っているかがわかります。
数え年では、生れたその日より、1歳と数えますので、本年の誕生日を迎える歳に1歳を加えます。
2月3日〜翌年の2月2日までを一年としますので、1月1日〜2月3日誕生の人は、当年誕生の人と同じ当年属星となります。
開運厄除けの護摩祈祷、大般若点読祈祷、豆まき、法話が行われ、その後、お札授与を致します。

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| 開運厄除けの護摩祈祷 | 大般若点読祈祷 |
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| 豆まき | 法話・鬼退治・お札授与 |

★平成28年11月 恵比寿天建立★
平成28年11月に皆様のご健康と安全、商売繁盛を願い、恵比寿天を建立いたしました。
七福神中で唯一の日本の神様。
いざなみ、いざなぎの二神の第三子といわれ、満三歳になっても歩かなかったため、船に乗せられ捨てられてしまい、やがて漂着した浜の人々の手によって手厚く祀れたのが、信仰のはじまりと伝えられています。左手に鯛をかかえ、右手に釣竿を持った親しみ深いお姿の漁業の神で、特に商売繁昌の神様としても信仰が厚いです。

★平成28年申年本尊御開帳記念 天井画「花丸」★
平成28年申年本尊御開帳記念として、天井画「花丸」(54枚)を奉納させて頂きました。
四季折々の美しい花々のもとで、ご参拝頂ければ幸いです。
檀信徒の皆様、ご寄進下さり誠にありがとうございました。
心より御礼申し上げます。
